<a href="http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/05/08/gmail/">1GBの衝撃! Googleの無料Webメールサービス「Gmail」</a> (MYCOM PC WEB)

Gmail のレビュー記事。

メールに重要度を設定する機能は従来のメーラーにもあったけど、「ラベルによる柔軟な分類」には感心。1つのメールに対して、複数の属性をつけられると言う考え方は斬新に思えた。

メールボックスによる分類と違って、ラベル分けはメール自体を移動させるのではない。メールは「受信箱」または「すべてのメール」に保存された状態で、該当する「ラベル」にも分類表示される。(中略) ラベルによる分類には、ひとつのメッセージに対して、複数のラベルを付けられるというメリットがある。

そもそも、メールをフォルダ分けで分類しきるのは無理な話で、そこらへんの要望をうまいこと取り入れていますね。MS さんも、ファイルをフォルダ分けで管理する限界を感じて、LonghornWinFS をもちだしてますし(WinFS のバックエンドがSQLだそうで)。これからはよりデータベース的な思考でファイルやメールを管理するようになっていくかもしれませんね。

さらに、この記事でおもしろいと思ったのが次の一節。

オンラインサービスのあり方についても考えさせられた。例えば、給料を自宅に持って帰らずに、銀行の口座に入れてしまうように、将来的に重要なデータは外部の信用できるサービスに任せるようになるのかもしれない……というような所まで想像はふくらむ。

お金と個人情報のどっちが大事かという議論はおいておくとして、「銀行にお金を預けられるんだから、ある程度の個人情報は外部に預けられるはずだ」という発想は正しそう。ディスクレスな時代の予感!

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